2007-01-01から1年間の記事一覧

自分の感覚を信じられなくなったら危険信号

『3000人の一人だった…』S嬢はてな 『あなたが「正しい」わけでも「悪い」わけでもなくて』琥珀色の戯言 の2つの記事を読んで、とてもおもしろかった。自分にとって、とても価値ある言葉がいろいろ。この2つの記事のきっかけとなっている記事、 『俺の何…

選択の心がまえ

久しく連絡を取っていなかった友人と電話で会話。 お互いの近況を話しながら、「なんか、年が上がってくるといろんな選択していくけど、どんどん可能性が狭まっていくっていうところで、若い頃とは重みというか危機感が違ってくるよね」 という話をしていた…

白紙の原稿用紙

「あんたは、まったく理屈っぽくって困ったわ」 というのは耳タコに母親から聞かされるお小言セットの1つ。 小さいころにピアノ教室に通っていたのだけれども、 「それって、どうしてそういう弾き方をしなきゃいけないの?誰が決めたの?」 と、先生に食い…

『ふあんていもよい一部』

職務経歴をまとめていたりすると、いやでも精神科に通っていた頃の一番つらかった時期を思い出す。 長いうつ状態の後の、制御しきれないエネルギーが自分の中に勝手に入ってくる感覚。 頭の中がすさまじい勢いで考えが止まらなくなる。 もしかすると自分が壊…

世のデザインする人々を勝手に応援しています

『愛と友情のブログスフィア罵倒ダメ☆ゼッタイ×ナンデスッテ・マップ』うどんこ日記を読んで、「おぉ、これすごいすごい」とブックマーク。 見事な図解に感動したんです。 それに、僕の勝手な解釈かもしれませんが、ボルテージが上がっている状況を考慮して…

『他人の荷物は背負えない』関連読書メモ追記

関連リンク:『気持ちを吐き出す。でも荷物は自分で背負う・・・ってないもんか』 悩める人のためにつくしたいと思う人は、先ず自問しなければならない。「先ず救われるべき人は、他人なのか、それとも自分なのか」と。 『コンプレックス』p.61 河合隼雄著/…

2007/06/12

いつか未来の自分が振り返るときの手がかりになることを期待して、簡単な日記をつけてみる。 3日坊主に終わるかもしれないけど。 ■仕事 ・英語翻訳の「品質」をチェックするための客観的な評価基準ってないものか。 ・あんまり人としゃべってないなぁ・・・…

アクセルはブレーキを外してから

「自分の中でアクセルを踏むのだけれど、同時にブレーキもかかっていて、エンジンが焼き切れそうな、そんな感じがあります」長いうつ状態が続き「このままではイカン」と追い詰められ、 思い詰めて初めてカウンセリングを受けたとき、そうやって話を始めた。…

根っこは『自分の足でたつ』ということ

ののかさんより、トラックバックを受信。 『それは難しいことかもしれないけれど 』明けぬ夜の夢 ※以前のやりとり 『他人の荷物は背負えない』明けぬ夜の夢 『気持ちを吐き出す。でも荷物は自分で背負う・・・ってないもんか』 日常の生活で関係を持つ人々に…

気持ちを吐き出す。でも荷物は自分で背負う・・・ってないもんか

あちこちブログを巡っていて辿り着いたエントリーで、 「荷物を背負う」という感覚に、ピピっときた。 当事者同士で気持ちを吐き出す、というのは悪いことではないんだと思う。でも、他人に自分の荷物を背負わせちゃいけない。そして自分も他人の荷物を背負…

決断の是非は未来の自分に任せてみる

転職を決意した以上は、これから先の自分のキャリアパスってやつをいろいろ考えなければならないんだけど、どーにもメンドくさい。あ〜、考えたくない、考えたくない、っていうのが正直なところ。 「これからの生活を大きく左右する重要事項でおそろかにでき…

解釈は受け手に委ねてみる

転職の準備をしていると、 「こんなんで採用してくれるかな〜」 「この経験で、この職種を希望したら何言ってんだこいつは、とか思われたりしないか」 とかとか、いろいろ考えたり。 会社の募集というのは縁とタイミングで、 自分の手持ちの経験と能力と資質…

転職活動を開始

いろいろと思うところあり、本格的な転職活動を開始。 いまの会社は3社目、結局は4年もいたかぁ〜。転職ってエネルギー使うのに、 いまいちテンションが上がらないのが問題だ。とりあえず、転職エージェントに連絡。 まずは職務経歴書をまとめあげなければ…

掃除洗濯整理整頓も、表現のこやしとなる?!

掃除洗濯整理整頓をすると、 ココロがしっかりして落ち着いて頭も整理されるのは、 なぜなんでしょうか。 なんとなく、経験則としてあるけど、なんでなんだろな。 なんて思ってたら、「ほぼ日刊イトイ新聞」で山田ズーニーさんが既に書いてました。 ■おとな…

「今を享受する」「時間を味方につける」というスキル

「なんで、こうなってるの?なんとかなんないわけ?」 多少、社会のことも自分のことも理性的に見えてくるようになったハタチ前後、頭の中はそんな疑問で一杯だった。 わが国ニッポンの政治経済、息苦しい教育制度、アジア・アフリカの貧困、etc。 メディア…

抜き書きを整理できるツールをやっと見つけた!

僕は20くらいの頃からずっと、文章の抜書きを書いて集めるということを続けてます。 エッセイ、小説、映画、ビジネス本、マンガ、Webとジャンルを問わず、心にひっかかったフレーズ、段落、文章をテキストファイルに書いて残してます。 これが、さすがに長…

デスクトップをかもしてみた

コミック「もやしもん」のファン(多分、そんなにいない)に朗報?! ■もやしもんデスクトップアクセサリ http://viewpoint.ddo.jp/moyashi.html デスクトップで、A.オリゼー、P.クリソゲヌム、C.トリコイデスと、防疫隊がうろうろします。細菌たちは…

551蓬莱の豚マンとシューマイうまい

友人夫妻よりナイスなお土産として、 西では「うまい」と評判だけど関東では見かけない、 「551蓬莱」 の豚まんとシュウマイをいただきましたっ。 せっかくなので、エビスビール付けて、ばくり。 うまいよ、これ! 今度、関西に行ったらできたてあつあつ…

誤解の周辺

友人の、非公開日記を読んで思うところアリ、話の枕としてテーマだけ拝借。 言説を表明した時点で、それは自分のものではない。 それからは、受け手である解釈者には大きな権限が与えられることになる。 解釈者に、自分が意図したとおりの「正しい解釈」を強…

素朴な疑問へ答えるのって難しい

先日に久しぶりに実家に帰ったので、久しぶりに新聞をじっくり読んでみた。 朝日新聞の天声人語ってイマイチ好きになれなくって、何で文章のお手本として取り上げられたりするのかいまだに理解できない世界。 でも、この時のお記事だけは、 詩人の谷川俊太郎…

子育てから見る人間の本質『子育てハッピーアドバイス』

『子育てハッピーアドバイス』 僕は独身♂ですが、 兄夫婦に女の子が誕生し少し前から「叔父」となっとりますので、そんなわけで、これからに備えて最低限の心構えを、と思い立ち、ネットでも「子育ての範囲を超えて面白い」と評判のこの本を読んでみる。ふむ…

とぼけた軽快なモノローグにくすりニマりゲラゲラ『パパとムスメの7日間』

『パパとムスメの7日間』 女子校生の娘と、サラリーマンの父親の人格が入れ替わったらどうなるか、っていうエンターテイメント。 友人が「徹夜で読んだ!」とオススメだったので、読んでみたけれども、 …読んだのが自分の部屋でよかった! うひゃひゃひゃ、…

初コメント初TB入りました!

読んでる人がいるってのが具体的に見えるってのは嬉しいもんですね。 初TBにいたっては、かねてよりROMとして拝読し、このブログ開設のきっかけにもなったS嬢さまからTBを受信。 きっかけのもう1つのエントリ作者であるmanameさんにも、 「ある程度…

涙のふるさと

このところ、BUMP OF CHICKENの「涙のふるさと」ヘビーローテーション中です。深夜番組でPV(プロモーションビデオ)をまるごと紹介しているのを見たのきっかけ。翌日に新星堂に走って買いました。 ■『涙のふるさと』(YouTube) PVの最後のシーンが大好…

誤解を引き受けるということ

少し長いけれども、リンクと引用。 ■『平野啓一郎さんの「巧みに生きるか、善く生きるか」を巡って』My Life Between Silicon Valley and Japan 若い人たちを見ていて僕はいつも、とにかく生きのびてくれよ、とんでもないことも色々あるこの世の中で何とかサ…

信じるものを選び取るということ

多くのブログを読んでいると、まさに玉石混交混淆。読んでいて、「これ読んでよかった」と思える文章がたくさんある。言葉が染みるようにすっすっすっと入ってくる。深いところに打ち込まれてズドンと響く。「あー、そういう視点もあるのか」という気づきが…

引きこもるときに聞こえる声

もやもやがたまってくると、何が正しいのかよくわからなくなってきます。 自分の感覚が信じられなくなってきます。 布団にはいって丸まってぬくぬくウトウトとします。 思考をとめるために、マンガに、ゲームに逃避して没頭します。 それでも、いろんな声が…

飼われて喜んで動く人なんているわけない

「オレはやっと仕事の進め方がわかってきたよ」 と、嬉しそうに紹介された短い文章がある。僕は、これを見た時に違和感がぬぐえなかった。 人を小馬鹿にした文章だなぁと。 何かの真理を発見したように嬉々として紹介する相手が、急に人の皮をかぶった得体の…

今日から始めます

「ブログとかネットでの発言って、かなりこえ〜なぁ〜」というのが、僕のブログに対するイメージ。 興味ありつつもひたすらROMでした。自分のやわらかい部分をネットに晒すなんて、とてもとても。未知の人々に誤解されるっていうのは不安だし、匿名でのむ…