涙のふるさと
このところ、BUMP OF CHICKENの「涙のふるさと」ヘビーローテーション中です。深夜番組でPV(プロモーションビデオ)をまるごと紹介しているのを見たのきっかけ。翌日に新星堂に走って買いました。
PVの最後のシーンが大好きです。
この曲が好きなのは、自分の原点の一つを思い出すから。
周囲との距離の置き方がよくわからず、親しい友人に『もうこんなのはイヤだ』と訴えていた頃。
出掛けるんだね、それじゃここで見送るよ。
ついていけたら嬉しいんだけど、一人でいかなきゃね。
リュックの中は空にしたかな、あれこれ詰めたら重いだろう
その濡れた頬に響いた言葉、それだけでいい
聞こえただろう
自分を安売りしない。切り売りしない。
傷つけられる者のそばで無理な笑顔で答える関係なんて何も生み出さない。
傷つけてくる者、悪意を向けてくる者には毅然とした態度を取ること。
まず自分の足で立つこと。
不安の中で必要なのは、もたれかかれる場所を探すんではなく、立ち戻る場所を自分の中に持つこと。
つまづいて転んでも、いつだって、転んでしまったことを受け入れて、どんな小さく思えても、そんなことで躓く自分の地点をまず認めること。
立ち上がるのに必要なのは自分の弱さを認めること。
そんなことが、その友人と話すうちに見つけたこと。
逃げてきた分だけ距離があるのさ 愚痴るなよ自業自得だろう
目的地はよく知っている場所さ 解らないのかい
冗談だろう
そんな原点を忘れかけていた。
そのことを思い出させてくれた。
もう1度、ブログというチカラも借りて、ここから進もうと思う。
到着だよ ほら覚えてるかな いつか付いた傷があるだろう
君の涙が生まれ育った ふるさとがあるだろう新しい雫がこぼれたよ 治らない傷を濡らしたよ
全てはこのため この時のため
とても長い旅を越えて